本を読む



私のオススメ本一覧です。
新しい価値観や視点を与えてくれた良本を厳選してお届け。


木の教え / 塩野米松 著

聞き書きの第一人者と言われる塩野米松氏の著作。
ほぼ日の「インタビューとは何か。」の第一回目のゲストに呼ばれている。
木と共に生き、木に学んだ教訓を受け継いできた日本人。そんな「木」にまつわる口伝を図解入りでわかりやすく紹介している。
木の文化や自然観を振り返り、そこから得られる哲学は、現代を生きる重要なヒントとなる。

ありふれた情報に飽き飽きしている方にオススメ。



動的平衡 / 福岡伸一 著

生命とは、絶え間ない流れの中にある動的なものである。
動的平衡を簡単にいうと、一見すると変化がないように見えるものも、絶え間なく変化をしていると言うこと。
もっと言うと、さっきまでのあなたと今のあなたは違うということ。

この意味がわからない方こそ、この本を読んでみてください。
福岡先生は学者でありながらエッセイや小説も書かれている方でもあるので、難しい内容を平易に説明してくれています。

なるほど!がたくさん詰まっている超良著です。

神との対話 / ニール・ドナルド・ウォルシュ 著

かなりスピリチュアルな著作です。
1980年代の発売当初は全米でベストセラーとなり、42ヶ国で翻訳され、のちに日本でもベストセラーとなり、その年代を生きた方であれば必ず知っているであろう名著。

著者のニール・ドナルド・ウォルシュが神に宛てて手紙を書いたところ、自動書記形式(自分の手が勝手に文字を記している状態)で神からの返事が届き、そこから始まった神との一連の対話を一冊の本にまとめたもの。

神の声を一度読んでみてはいかがでしょうか。

狼の群れと暮らした男 / ショーン・エリス 著

上下関係、集団意識が強い野生の狼と共に暮らした男による、タイトルのままの本。
単なる研究者による調査結果を記したものではなく、実際に狼の体温や息を感じ、思いやりを感じ取り、野生で生き抜く知恵をリアルで学んだ男の回顧録で、かなり読み応えがあります。

野生動物と人間の共生をシンプルに追い求め、それを実践した稀有な著作です。



香水 / パトリック・ジュースキント 著

映画にもなっているサスペンス小説です。
パフューム ある人殺しの物語

どんな遠くに離れた匂いも嗅ぎ分け、どんな甘美な匂いをも自在に作ることができる特殊な調香師の物語。
ある女性の香りを再現するため、主人公は手段を選ばず、人を殺してまで香りを追い求める。

映画化もされた面白いテーマの小説ですが、私は断然本で読むのがオススメ。
文字だけの情報で視覚と臭覚をイメージ喚起する新感覚のサスペンスです。

印度放浪 / 藤原新也 著

ベストセラー『メメント・モリ』で有名な写真家藤原新也氏の処女作。

私が山小屋で生活しているときに読み、独自の詩的な文章と写真で表現されたインドの世界観にベタ惚れした本。明るく希望に満ち溢れた本ではないが、人生に旅を欲する人々全てに読んで欲しい一冊。

同じような体裁で西蔵放浪も出版されているので、印度放浪に惹かれた方はぜひコチラも読んでみていただきたい。



ゾウの時間ネズミの時間 / 本川達雄 著

サイズの視点から動物の生態を紐解いた、新しい生物学入門書。

動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。
ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じ。

こうした動物のデザインの法則をわかりやすい言葉で伝えてくれている。話のタネにいかがでしょうか。

宇宙船とカヌー / ケネス・ブラウアー 著

巨大宇宙船を建造して星の海を旅することを夢見た父と、伝説のカヌーを復元して北の海を旅することを選んだ息子の美しいドキュメンタリー。

全くの相反する価値観をもつサイエンティストとエコロジストの父子、それぞれが描く極端に思える世界は、どちらが正しいものではない。

長編小説が苦手な人にはオススメできないが、冒険に憧れる人にとってはかけがえのない一冊となるでしょう。



間抜けの構造 / ビートたけし 著

漫才師、映画監督、芸術家、様々な顔をもつ北野武氏が、ビートたけしとして論じた「間」の話。

日本人独特の感性である「間」について、深く洞察し、考え、様々なシーンで実践してきたビートたけしがおもしろ可笑しくエピソードを交えて綴った本書こそ、絶妙な「間」の良さを感じさせる逸品。
日々の生活に「間」をどのように取り入れていくべきか、とても考えさせられる。
日々のコミュニケーションを円滑にするためにも、日本人であるならば一回は読んでいただきたい。

彼の著作はいつ何を読んでも笑える。

虫眼とアニ眼 / 養老孟司・宮崎駿 著

解剖学者の養老孟司氏と映画監督の宮崎駿氏の対談本。

私はこの本で語られるこの言葉が特に刺さった。
「生きる力なんて、子どもははじめから持っている。それをああでもない、こうでもないと、ていねいに殺しているのが、大人なのである。」

宮崎駿監督は、子供に夢を与えるアニメーションを数多く手がけながらも、気持ちとしては、自分の作品を何回も見るよりは、もっと外に出て感性を育ててほしいとおっしゃっていたのが印象的な作品。

いま、私がもう一度読みたい本。



バカとつき合うな / 堀江貴文・西野亮廣 著

西野亮廣氏と堀江貴文氏、時代の先頭を走る二人による共著。

二人が交互に様々な視点のバカをテーマに持論を展開していく。

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? / 山口周